脊柱管狭窄症でつったような足の痛みが改善
足がずっとつったような痛みがあり、歩くのも辛くて日常生活に不便を感じ、病院へ言って検査を受けると脊柱管狭窄症だと言われた…と悩んでいませんか?
脊柱管狭窄症に悩まれている人の中には腰だけが痛いのではなく、両足がつったように痛いくて生活も不便に感じるという人もいらっしゃいます。
現在ではあまりに痛みが強い時には病院で手術を勧められることもありますが、痛くても不便があっても、何とか生活が行えている場合には様子を見ていこうと言われることが多いです。
これは脊柱管狭窄症の症状が、手術で必ずしも改善するわけではないからです。
今回当店に来られたお客さんも、腰だけでなく両足がつったように痛くて生活も不便に感じられていましたが、病院では脊柱管狭窄症だからどうにもできないと言われ悩んでられました。
〈動画から一部抜粋〉
●腰との右側と坐骨が痛くて、ずっと両足がつってました。
病院にも行ったけど、これは脊柱管狭窄症だからどうもできないと言われ、スマホでこちらのHPを見させて頂いてよせて頂きました。
朝起きた時や台所の作業が辛く、歩くのや階段降りるのも辛かったです。
昼には徐々にましになっていましたが、長いこと座った時には立つのも大変でした。
今はピュッと立てるようになりましたし台所作業も全然苦になりません。
歩くのも全然大股でさっささっさ歩けてます。
コルセットも10年以上していましたが、それも今取れてます。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
脊柱管狭窄症でこのような症状で悩まれている方も多いと思うので、今回はどのようにして足のつったような痛みが改善し日常生活を苦に感じなくなったのか?をお伝えしていきます。
脊柱管狭窄症と言ってもその発症原因は多々あるので、これだけすれば必ず治というわけではありませんが、同じような症状で悩まれている方は参考にしてみてください。
脊柱管狭窄症は腰に負担をかけてきた結果
脊柱管狭窄症を発症させる原因は、加齢による骨の変形や椎間板の突出、靭帯の肥厚、背骨の側弯、すべり症など様々あます。
もちろん生まれつきの側弯症が原因になっていたりすることもありますが、多くの狭窄症はその場合でも日常生活で腰に負担をかけすぎてきたことが上記のような原因を生み出してしまうんです。
つまり改善するためには日常生活で腰に負担をかけてしまっている要因を取り除いていくことが大切になります。
背骨がS字カーブを描くことが大切
まず一番日常生活で腰に負担をかけてしまうのが姿勢です。
脊柱管狭窄症の方は背中が丸まっていたり、立つときにはお腹を突き出したような姿勢をとられている方が非常に多いです。
これはそういった姿勢をとることで、脊柱管が広がり症状が楽になりやすいということも関係してはいますが、それでも背中を丸めたような背骨のS字カーブを崩すような姿勢は、背すじを伸ばした姿勢よりも大きく腰に負担がかかってしまうため、結果的に脊柱管狭窄症が悪化したり、いつまでたっても痛みや痺れといった症状が治らない原因になってしまいます。
なので脊柱管狭窄症を改善させるためには、背骨のS字カーブを無理なくとれるように身体を整えていくことが大切になってきます。
骨盤が背骨のカーブに大きく影響を与える
だからと言って、無理に背すじを伸ばしましょうという根性論を言うつもりはありません。
脊柱管狭窄症の多くの方は、身体のバランスが崩れてしまっているために、背すじを伸ばしにくくなっていて、時には無理に背すじを伸ばすことで痛みや痺れが強くなることもあります。
そうじゃなくて、自然と背すじを伸ばして背骨のS字カーブを作れるように身体を整えていくことが必要なんです。
特に自然と背すじを伸ばせるようになるために大切なのは骨盤です。
骨盤は背骨の土台となる部分で、多くの脊柱管狭窄症の方はこの骨盤が前後に傾いたり、大きく左右の高さが違ってしまっていることで、骨盤から続く背骨を正すことができなくなってしまっています。
今回当店に来店されたお客さんも、骨盤が後ろに傾いてしまって、腰が丸まり本来の背骨の前腕のカーブが消失して、腰に負担がかかりやすい状態になっておられました。
なので骨盤を後ろに傾ける、硬くなった太ももやお尻の筋肉などに施術を行っていきまし。
骨盤が背骨のカーブに大きく影響を与える
他にも、脊柱管狭窄症の方は日ごろから背中を丸めたような姿勢でいるため、歩幅も狭く足もすったような歩き方が多く、そのために腰からお腹を通って足につく大腰筋と呼ばれる筋肉も硬くなっていることが多々あります。
脊柱管狭窄症の痛みや痺れといった症状は、何も脊柱管が狭くなっただけで起こるものではなく、筋肉の状態や炎症の有無が大きくかかわります。
そのため腰につく大腰筋が硬くなってしまっていると、腰に痛み発症しやすくなったり、痛みを強めてしまいます。
なのでこの大腰筋も一緒に施術し和らげていくことで、10年も着用されていたコルセットを外せることができました。
もちろん日常生活の見直しも大切
このような施術や治療だけでなく、普段の日常生活で腰に負担をかけてしまっている習慣や身体の使い方なども見直すことは、もちろん脊柱管狭窄症を改善するためには大切です。
なのでお客さんにも、あれこれアドバイスさせていただいたんですが、ここではその実際に話した一部をお伝えしていきます。
●座るときは背中をできるだけ丸めず背筋を伸ばす
●同じ姿勢で座り続けないように30分~1時間に一度は身体を動かす
●掃除機をかけたり掃除を行うときには腰だけ丸めずに膝をつかう
●調子を見ながらできるだけ歩くよう(身体を動かすよう)心がける
●常にお腹とお尻に少し力を入れる
●朝、顔を洗う時や台所作業の時は両足をそろえないようにする
●毎日ストレッチなど身体のケアを行う
●極力床やソファーには座らず、膝と股関節が同じ位の高さになる椅子に座る
こういったことを意識していただくことで、日常生活で腰にかかる負担を減らせるように心がけていただきました。
まとめ
脊柱管狭窄症の方の中には腰の痛みや痺れだけでなく、足がつっぱたように痛いという症状の方もいらっしゃいます。
その脊柱管狭窄症は加齢による骨の変形や椎間板の突出、靭帯の肥厚、背骨の側弯、すべり症など原因は様々あますが、多くの場合腰に負担をかけすぎてきた結果です。
そして腰に負担をかける要因として姿勢があり、姿勢を正して腰の負担を減らしていくために骨盤を整えて行くことが大切なんです。
それ以外でも、普段の日常生活の身体の使い方や習慣、過ごし方を見直すことも、足がつっぱるように痛くなる狭窄症を改善していくためには大切です。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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