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合わない靴で歩いていると腰痛の原因になる

 

合わない靴で歩いていると腰痛の原因になる

 

靴が合わずに腰が痛い奈良県葛城市の男子

ちょっと今日は友達と買い物に出かけるからと、普段はあまり履かないデザインが気に入っている靴を履いていったけれど、夕方位から腰が痛くなってきた…と、悩んでいませんか?

 

普段慣れた靴で歩く分にはそんなに腰に痛みを感じることもないけれど、慣れない靴や合わない靴を履いて出かけると腰が痛くなったことがあるなんて経験をお持ちの人もいるでしょう。

 

ファッションにこだわりをもつ人の中には、靴のサイズは二の次でまずはデザインが気に入らなきゃ、なんて人もいるかもしれませんが、自分の足に合わない靴を履くことで腰痛を発症してしまうことがあるんです。

 

今回は合わない靴で腰痛が出てしまう原因や、体に与える影響、その時の腰痛に対する対策についてお伝えしていきます。

 

 

合わない靴で歩くとなぜ腰痛が出るのか?

合わない靴で歩いているとどうして腰痛が出てしまうことがあるのか?その原因として多いが「足の筋肉に負担がかかる」「姿勢が悪くなりやすい」「足のアーチが崩れる」この3つです。

 

●足の筋肉に負担がかかる

靴が小さくてつま先を折って歩いていると足の筋肉に力が入ったままで疲労しやすかったり、靴が大きくぶかぶかな場合はうまく踏ん張りがきかずに、前に進むためにいつもより足に力を入れなくてはなりません。

 

するとまずは足の指の小さな筋肉が疲労してきて、そうなるとふくらはぎの大きな筋肉がそれをかばうように働きだし、段々と緊張し柔軟性を失っていきます。

 

足と腰は一見関係ないように思えるかもしれませんが、ふくらはぎの筋肉は太ももを介して筋肉の膜で腰までつながっているんです。

 

なのでふくらはぎや太ももの筋肉が固くなるとその緊張は腰にも伝わり、段々と腰の筋肉も柔軟性をなくし痛みを出しやすくなっていきます。

 

またふくらはぎや太ももの筋肉というのは床からの反発力が腰に加わらないようにするためのクッションのような働きをしています。

 

つまり合わない靴で足の筋肉が疲労し柔軟性を失うと、クッションの役割を果たせなくなり、歩くときに腰にかかる負担が増えるために腰痛を発症しやすくなります。

 

さらにふくらはぎの筋肉は第二の心臓とも呼ばれることがあるくらい、歩いて筋肉がしっかり伸び縮みすることでポンプのような働きを行い、全身に血液をめぐらすために役立ちます。

 

これが合わない靴で歩くことで足に疲労が溜まりふくらはぎが柔軟性をなくすと、ポンプの役割を行えなくなるために、全身の血液の巡りが悪くなり疲労物質などの老廃物が流されず、新鮮な酸素や栄養が届かず自然治癒力も低下してしまうため腰に痛みを起こしやすくしてしまいます。

 

●姿勢が悪くなりやすい

ヒールを履いている人を見ると膝を曲げて歩く人がいたり、靴が合わずに大きくすり足のように歩いていると腰が丸まってしまったりと、合わない靴で歩くことで姿勢が崩れてしまいます。

 

すると姿勢が悪いことで背骨は本来もつS字カーブを保てなくなり上半身の重たさをうまく分散することができなくなり、その分散できなかった負担は上半身を支える腰へとかかるため、腰痛を発症しやすくなってしまいます。

 

さらに靴が合わずに重心の位置もずれて姿勢が悪くなりやすい中で、体が前や後ろに傾いてしまわないように、背骨にそった背中の筋肉が過度に働くため、その背骨に沿った背中から腰の筋肉が段々緊張し柔軟性を失うことで痛みを出してしまいます。

 

●足のアーチが崩れる

足の裏には実はアーチがあり、それがクッションの役割をはたして床からの反発力を逃がしてくれています。

 

一番ポピュラーなのが土踏まずですね。土踏まず以外にも足裏の外側と指の付け根のやや下に沿って横に走るアーチがあります。

 

合わない靴を履いて歩くことでこのアーチが潰れてしまうと、床からの反発力をうまく分散することができずに、それがふくらはぎや腰に影響を与えだします。

 

上記でもお伝えしたように、ふくらはぎの筋肉が足裏のアーチが潰れて固くなってしまうと、ポンプの働きができずに血液の巡りが悪くなってしまったり、腰にかかる負担がさらに増えてしまって腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

 

体を支えてくれている足裏

人間の足の裏というのは、体の表面積のうちわずか1%ほどしかありませんが、そのわずか1%で体重のほとんどを支えてくれているわけです。

 

普段歩いていても腰痛が出ないのは、このわずか1%であっても体重や床からの衝撃をうまく分散できるような仕組みになっているからです。

 

合わない靴を履くことで、その繊細なバランスを崩してしまうと何となく体に与えるダメージが大きいことは想像できると思います。

 

 

合わない靴を履き続けるとさらに腰痛のリスクが高まる

合わない靴で腰が痛い奈良県大和高田市の会社員

正直お店ではなんとなく合いそうに思って買った靴でも、実際に履いて歩いてみると何となくしっくりこなくて、すぐに足が疲れるなんてことは私も何度か経験したことがあります。

 

そんなときまた靴を変えるとなると確かに新しいのにもったいない気持ちがするのはわかります。

 

ですが合わない靴を履き続けることはさらに腰痛を発症させるリスクを高めてしまいます。

 

最初は上記のように足裏やふくらはぎ、太ももの筋肉が疲労しやすい位に感じるかもしれませんが、上記でお伝えしたように合わない靴で歩いていると姿勢が崩れてしまいます。

 

すると段々と固くなった足の筋肉が骨盤をひっぱたり、負担がかかりやすくなったお尻や腰の筋肉が緊張し骨盤を引っ張りだし、骨盤自体が歪んで傾いたままで固定されてしまいます。

 

すると靴を脱いでいる状態であっても、骨盤が歪んだまま固定されてしまっているので、普段から背骨のS字に曲がったカーブが崩れて腰に負担がかかりやすくなってしまうため、腰痛を発症するリスクがとても高まってしまいます。

 

なのでそうならないために、しっかりお店で靴を合わせてから買っていただいたり、それでもどうしても合わなかったという時には、もったいないですが毎日のことですし腰痛の面からみるともう一度合う靴を購入していただくほうがいいと考えています。

 

 

靴を選ぶ時のポイント

靴を購入するときのポイントは一番は店員さんに見てもらうのがいいかと思いますが、自分でも一度履いた後に立ってみてください。

 

これは座って履いた時はぴったりに感じても、実際に立って体重をかけると多少足が外に広がるため、小さく感じることもあるからです。

 

またしっかり踵を合わせ、その時につま先には適度な余裕があり、かつあまり緩すぎないモノを選ぶようにしてみてください。

 

土踏まずの部分がフィットするかも大切で、土踏まずの部分が高すぎても、反対に隙間が開いてしまっても足の裏が疲れやすく、結果的に歩き方が乱れたり腰の負担を増加させる要因になります。

 

女性の場合に気を付けてほしいのが、ストッキングの時にぴったりだと購入した靴が、靴下を履いた時にはキツイと感じることがあります。もちろん反対に靴下の時にはピッタリでもストッキングだとぶかぶかということもあるでしょう。

 

ストッキングで履く靴と、靴下で履く靴を分けるのも一つの方法ですね。

 

後これは靴を選ぶ時のポイントではありませんが、日によっても足はむくみなどで大きさが変わるため、紐で調節することを心がけてみてください。

 

 

慣れない靴ででた腰痛の対処法

ここからは久しぶりに履いた慣れない靴や、合わなかった靴で一日歩いて起こった腰痛の対処法についてお伝えしていきます。

 

●土踏まずをほぐす

合わない靴や慣れない靴で歩くと土踏まずの部分にかなり疲労が溜まり固くなってしまい、クッションの役割を果たせなくなります。

 

すると地面からの衝撃を吸収できず、その衝撃がふくらはぎや腰に伝わることで腰痛を起してしまいます。

 

自分の手のひらの付け根の部分でゆっくり土踏まずを抑えてほぐしてあげてください。

 

●脛(すね)の筋肉をほぐす

合わなかったり慣れない靴を履いて歩いた時に疲れるのは何もふくらはぎだけではありません。

 

ふくらはぎの表側の脛(すね)周りの筋肉も疲労し固くなってしまっています。

 

もちろんすねの周りの筋肉も体を支えるために働いており、疲労して硬くなることで重心の位置がずれて姿勢が崩れやすくなってしまいます。

合わない靴でなった腰痛対策

両手を組んで手のひらの下の部分で脛の骨を挟んみ、ゆっくり両手で圧をかけながら位置をずらしてほぐしていってください。

 

●足のストレッチ

上記でお伝えしたようにやはり合わない靴で歩いた時には、足の筋肉がかなり疲労し固くなってしまい、これが骨盤を引っ張り歪ませる原因になったり腰にかかる負担を増加させてしまう原因になることもあります。

合わない靴で腰痛になった奈良県御所市の男性

片足を伸ばして反対の足をあぐらをかくように曲げて座ります。

その状態から膝を伸ばしたままゆっくり体を前に倒していき、足の後面にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

体を前に倒すときにできるだけ腰を丸めず背筋を伸ばしたまま行うことがポイントです。

 

●お尻のストレッチ

慣れない靴で歩く時には、お尻の筋肉も上半身を支えバランスをとるために働き、それによって固くなると本来の腰のサスペンションのように腰にかかる衝撃を吸収できなくなり、腰痛を起こしやすくなります。

合わない靴ででた腰痛の治し方

床に座り両手を後方につき、両膝を曲げて片足を反対の太ももの上にのせるように足を組みます。

お尻にツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

この時腰が丸まってしまわないように注意してください。

 

●腰のストレッチ

もちろん痛みのある腰の筋肉を優しく伸ばして疲労して固くなった筋肉を和らげてあげるのも効果的です。

この時無理やり筋肉を伸ばし過ぎると、筋肉を傷めてしまうことがあるため注意してください。

合わない靴でなった腰痛対策

上向きで寝て片足を曲げ、足を反対側へクロスさせて股関節と膝を約90°に曲げます。

背中にツッパリを感じたところで15~20秒キープしてください。左右交互に行ってください。

 

 

まとめ

合わない靴や慣れない靴で一日歩いていたら腰痛になった…なんて経験がある方もいるかもしれませんが、合わない靴を履くことで腰痛を起こしやすくなってしまいます。

 

これは合わない靴のせいで「足の筋肉に負担がかかる」「姿勢が悪くなりやすい」「足のアーチが崩れる」といったことが起こるのが腰痛の原因です。

 

さらに合わない靴を履き続けると、骨盤自体が歪んでしまい背骨のS字カーブが崩れて腰痛のリスクが高まったり、慢性化してしまう恐れもあります。

 

なのでもったいないとは思いますが、もし靴を履いて歩いてみて合わないようであるなら、買い替えていただくほうがいいと考えています。

 

そうならないようにするためにも、最近ではインターネットなど店舗に行かなくても靴も買えますが、店舗に足を運んで実際に履いて合わせてみるようにしてください。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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