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胃痛を感じる胃の不調が首痛の原因

 

胃痛を感じる胃の不調が首痛の原因

 

胃痛で首が痛い奈良県葛城市の女性

最近ちょっと食べすぎ気味でどうも胃の調子が悪いと思っていたら首まで痛くなってきた…これって何か関係あるの?と悩んでいませんか?

 

胃痛が出たり、胃の調子がすっきりしない時に首にも痛みがあるという人は少なくありません。

 

というのも胃と首は実は関連していて、胃痛を感じるような胃の調子の悪さが首痛の原因になってしまう時があるからです。

 

えっ!?でも胃と首って離れているし…と思う方もいるでしょう。そこで今回は胃痛を感じるような胃の不調が首の原因になる理由についてお伝えしていきます。

 

 

全身のリンパの流れが悪くなる

リンパという言葉は聞いたことがあるって人も多いでしょうが、胃の不調によってこのリンパの流れが悪くなってしまうことが首痛の原因になってしまいます。

 

そもそもリンパというのは、血液と同じように体中に張り巡らされるように通っている「リンパ管」。その中を流れている、血しょうの一部でリンパ管に吸収された「リンパ液」。全身の要所にある、リンパ管が合流している部分である「リンパ節」を総称してリンパと呼ばれています。

 

そしてリンパは主に「体内の老廃物の回収と運搬」「細菌や異物が体内に入らないようにする免疫機能」の2つの働きを持っています。

 

胃や腸といった内臓には多くの血管やリンパ節が密集しているため、胃痛を伴うような胃の不調によって胃の働きが低下するとリンパの流れも停滞してしまいます。

 

リンパの流れが悪くなると体内の老廃物を回収する機能が低下するため、筋肉にも老廃物が溜まり「こり」を生み出しやすくなってしまい、肩や首の筋肉にもこりが発生することで首に痛みを出すことがあるんです。

 

 

胃の不調によって筋肉が緊張する

人の体は内臓に問題が起こると防御反応を起こして、関連したところに痛みが起きたり、周囲の筋肉や関節が緊張し固く強張ってしまいます。これが首痛の原因となることがあるんです。

 

胃痛を感じるような胃の不調があると、左背中の筋肉が固く緊張てしまいます。

 

背中の筋肉が固くなると、背中の筋肉がつく肩甲骨(天使の羽の骨)の動きが悪くなってしまい、すると肩甲骨につく他の筋肉も動きが減って伸び縮みできなくなることで段々と柔軟性を失っていきます。

 

首の筋肉は肩甲骨にもつながっているモノがあるため、肩甲骨の動きが悪くなり首の筋肉が柔軟性を失ってしまうと、首痛が起こりやすくなります。

 

 

猫背などの不良姿勢

姿勢は首痛と大きく関係しているため、胃痛などの胃の不調で姿勢が悪くなることが首痛の原因になります。

 

胃痛などが発生すると、それをかばうために自然と背中を丸めた姿勢を取りやすくなります。お腹の調子が悪い時には背中を丸めて横になっているのが楽という経験は多くの人が持っていることでしょう。

 

背中が丸まってしまうと、背骨のS字を描くカーブは消え頭が前に出てしまい、首の骨はまっすぐに近づいてしまいます。

 

頭はボーリングぐらいの重たさがあるんですが、姿勢がいい時には背骨の上にのっかっている頭が、頭が前に出てしまうとその頭を前に落とさないように首すじの筋肉で常に引っ張ることになります。これによって首の筋肉は固くなって痛みを出してしまいます。

 

また首の骨がまっすぐに近づくことで、骨のカーブがクッションの役割を果たしていたのができなくなり、首の筋肉や椎間板に頭の重たさがよりかかり首痛を起こしやすくなります。

 

 

胃痛を感じる胃の不調が原因の首痛の対処法

胃痛で首が痛い奈良県大和高田市の男性

胃痛を感じるような胃の不調によって起こる首痛を改善するためには、首のマッサージなどは単なるその場しのぎにしかなりません。

 

やはり大本となる胃の調子を整えることが何よりも大切になります。

 

もちろんあまりに胃の調子が悪い時には一度病院などで診てもらうことも必要ですが、ここでは自分で意識できる対処法についてお伝えします。

 

●野菜や果物を積極的に取って肉や脂を減らす

肉や揚げ物といったタンパク質や脂質の多い食事は、胃酸の分泌量を増やしてしまうため、胃の調子が悪い時には減らしてださい。

 

それに対して野菜や果物というのは、胃での消化時間も短く胃酸の分泌量も少ないので胃にかかる負担が少なく済みます。またビタミンやミネラルといった、体を健康に保つ様々な栄養を豊富に含んでいますので、積極的に取るようにしてみてください。

 

●よく噛むようにする

よく噛むことで食べ物が小さくなり、胃酸による消化を早めることができます。

 

また、食べすぎも胃に負担をかける要因になりますが、噛むことで満腹中枢を刺激し食べすぎを防ぐ効果もあります。

 

最近では噛む回数が極端に少ないと指摘されることがあるくらい、案外あまり噛まずに飲み込んでしまっている人が多いです。

 

胃にやさしいおかゆなど、もともと柔らかくても少し意識して噛むことで満腹中枢も刺激されますし、唾液も分泌されるので流し込まずに噛むことを意識してみてください。

 

●タバコやお酒は控える

タバコを吸うことで胃の血液の巡りも悪くなってしまうため、胃の働きが低下してしまいます。

 

お酒も「食前酒」のように少量であれば胃酸の分泌を促し食欲を誘う働きがあるものの、やはり飲みすぎは胃酸と胃粘液のバランスを崩してしまうため、どちらもできるだけ控えるようにしてください。

 

 

ストレスによって胃痛と首痛が起こる

胃はストレスに弱いというのはたまに言われることもあるので、なんとなく知っているという人もいるでしょう。

 

これはストレスによって胃酸と胃粘液の量がバランスを崩してしい、胃酸が過多になることで胃粘膜を守り切れなくなり、胃を痛めてしまうからです。

 

するとその胃の不調がさらにストレスとなり、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを崩してしまい、血液の巡りを悪くしてしまいます。

 

これによって肩や首の筋肉にも血液の巡りが悪くなり、栄養や酸素がいきわたらず、疲労物質などが溜まってしまうことで「こり」などの筋肉の緊張を生み出し痛みを出してしまいます。

 

またストレスによって交感神経が優位になってしまうと、人の体は痛みに敏感になるため、より首痛を感じやすくなってしまいます。

 

このようにストレスがあまりにも溜まってしまうと、胃と首どちらにも痛みが発生しやすくなるため、ゼロを目指す必要はありませんが普段からため込まないよう気を付けてくださいね。

 

 

まとめ

胃痛を感じるような胃の不調の時に首痛を感じるという人は少なくありません。これは胃の不調が首痛の原因となってしまうためです。

 

胃の不調によってリンパの流れが悪くなったり、お腹をかばって姿勢が悪くなったり、胃の周辺の筋肉が緊張し首にまで影響を与えたり、こういったことが起こるためです。

 

そしてこのような胃痛を伴うような胃の不調が原因でおこる首痛を改善させるためには、首周りの筋肉を和らげるだけでは効果が薄いです。

 

やはり根本原因となっている胃の不調を改善することが大切ですので、まずは生活習慣を見直し、胃に負担をあまりかけないよう心掛けてくださいね。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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