奈良県吉野の千本桜を見に行ってきた感想
先日の休みは桜を見に吉野へと行ってきました。
今年は桜が咲くのが早く、この日は4月5日でしたが、すでに家の近くの桜はかなり散ってしまい、花はわずかに残っているくらいです。
吉野の桜を見に行くのはこれで二回目で、以前は4月の中頃から後半に差し掛かるあたりで行きましたが、その時はすでに桜がかなり散っていて上千本と奥千本で5~7割残っているくらいでした。なので今回は早い目にと思い出かけました。
車で行けない距離ではないんですが、前回行った時には道路や駐車場がすごいことになっていた記憶があったので電車で行くことに。
吉野駅に着くと駅を出て目の前にケーブルとバス乗り場があります。
今年はケーブルが点検作業のために運行していなかったので、バスに乗って中千本の所まで行くことにしました。
もちろん歩いても登って行けるんですが、中千本あたりまで着くのに前回かなり時間がかかった記憶もあり、今回もすでに下千本あたりはかなり桜も散って、3~5割程しか残っていない状態だったので。
そしてバスに乗って15~20分程で中千本の駅に着くことができました。
ちなみに中千本までに停車駅が二か所ほどあり、バスに乗っているとチラッと一瞬だけ見えただけでしたが、一つ手前の駅から歩くと下千本から上千本に向かって見上げる形で、ものすごくきれいな山に咲く桜を眺めることができるようです。
そして中千本のバス停で降りたあたりの桜はすでに5割ほど散った状態でした。
風が吹くと桜の花びらが舞って、これはこれできれいですが、少し枝はさみしいです。
ちなみに下の写真が、中千本のバス停から少しだけ上に登っていったところで撮った写真です。
そして中千本のバス停を下りて目の前の長い階段を上がったところに、次は奥千本へと向かうバス停があります。
前回来たのがだいぶ前だったので、要領もよく分からず中千本からは歩くことにしました。
色々な種類の桜があり、白い花びらの桜にはびっくりしました。最初は何か違う花が咲いているのか?と思いましたが、近くで見ると桜の花びらで、スマホで調べてみるとこんな種類のものもあるんですね。
少し速足ですが15分程歩いて登ると、段々と枝に残っている花びらの数が増えていきます。これぐらい残っているとやはりキレイですね。
桜以外にもツツジ?シャクナゲ?どちらかわかりませんが、キレイに咲いている花がちらほら見られます。
だいたい中千本のバス停を下りて、40分程登ったところで上千本~下千本の景色を見渡すことのできるスポットに着くことができ、お昼ご飯にはまだ早かったですが、シートを広げたり座ってくつろいでいるグループがかなりいらっしゃいました。
この辺りはちょうど満開といった感じで、花びらもほとんど散っていなくて、種類によっては八部咲くらいのモノもありました。
その絶景スポットをさらにもう少しだけ歩くと吉野水分神社が見えてきます。
上千本はちょうどこのあたりまでのようですね。奥千本はここからさらに奥に歩いていきます。
ここからがかなりしんどくて、それこそ桜が咲いていると見ながら歩けるのでそれほど長く感じないかもしれませんが、30分程は本当に山登りといった感じで、桜も全然なくてただひたすら歩きます。
正直何度か上千本を見れただけでもういいんじゃないかと葛藤しながら歩いていました。
坂も帰りに思いましたが結構急で、ただこの日は二十数度まで気温が上がる予報でしたが、ここまで歩いてきても長袖を脱ぐことがないほどで、やっぱり涼しいですね。
先ほどの吉野水分神社から30~40分(結構速足で)歩くと鳥居が見えてきます。ここからが奥千本の始まりのようです。
写真でも何となくわかるかもしれませんが、鳥居をくぐって登って行くんですが、この坂が今までのモノと比べてもさらに急な坂です。
桜は種類によるんでしょうが、まだ5~8部咲ぐらいのモノが多く、これからが見頃という感じです。
奥千本の始まりの所から中千本のバス停まで、帰りは登り程ほど立ち止まらずに歩きましたが、だいたい1時間少々といったところですね。
歩いて登ってみた感想からいうと、バスで奥千本まで行ってそこから歩いて下りていくのが奥千本~中千本、何なら下千本まで快適に行けるように思います。
中千本から奥千本まで行って帰ってくるのはなかなかの距離ですので。
再び中千本のバス停から吉野駅までバスに乗りましたが、この日は朝早くに、それこそ9時前に吉野駅に着くように来たのでそれほど人もまだ込み合っていませんでしたが、帰りに吉野駅に12時前に着いた時には中千本に向けてのバスが平日でも長蛇の列でした。(バスの本数はかなりあるようですが)
電車が来るまで駅の前に出ている売店で御土産を見ながらおいしそうなソフトクリームがあったので購入しました。
上が桜で下が栗味のソフトクリームです。普段あまり見ない味のモノがあるとどうしても気になってしまいます。
登っている途中の売店でもソフトクリームはありましたが、ダブルで乗せてくれるのは駅前の売店だけでした。
桜の方は桜餅の様な風味で、栗もあっさりととてもおいしかったです。
桜はやはりとてもキレイでしたが、普通の平地を歩くのでなくかなりの距離を歩きます。
なので服装や靴はできるだけ運動しやすいモノがいいと思うので気を付けてくださいね。
もちろんその日の気温によるでしょうが、上で御昼ご飯をと考えられているのであれば、薄い上着が一枚あった方が快適ですね。
上の動画は桜の散った花びらが風に舞って落ちてきたところなんですが、小さく見える白いモノが花びらです。
動画ではわかりにくいですが実際にはとてもキレイでした。
このように平地では見れない散った花びらが風に舞って落ちてくる風景を見れるのも奈良県吉野のいいところかもしれませんね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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